⑤中標津空港 旧空港ターミナル入口 撮影スポット|構図・時間帯・注意点

中標津空港(SHB)

旧空港ターミナル入口はどんなところ?

旧空港ターミナル入口スポットは、中標津空港ターミナルビルから東側へ車で数分ほど進んだ場所にある撮影ポイントです。道道69号を進み、道道774号へ入った先の空港東側の道路沿いに位置しており、ターミナルからも比較的アクセスしやすい場所となっています。この場所にはフェンスゲートが設置されているため、フェンス越しに撮影する場合は3段以上の脚立があると撮影しやすくなります。冬季は積雪によって高さが確保できることもあり、状況によっては脚立がなくても撮影できる場合があります。ここからはRWY上の機体の離着陸を観察することができますが、RWY26エンドやRWY08エンドの方をしっかりと見渡すことはできません。RWY08方面はギリ、ターミナルビルまで見渡せるかな?と思っておいた方が良いでしょう。正面には知床の山々があり、中標津空港らしい写真を撮影することができると思います。また、このスポットはRWY26運用・RWY08運用のどちらの場合でもRWY上の機体を撮影できるのが特徴で、運用に左右されにくい撮影ポイントと言えるでしょう。

この場所が「旧空港ターミナル入口」何じゃないかと気づいたのはは、撮影スポットにあるゲート付近を確認したときでした。ゲートの左側には、写真のような石碑のようなものが設置されており、そこに「中標津空港」と刻まれているプレートが確認できます。かつてこの場所が空港施設の入口として利用されていた名残だと思われます。現在はフェンス越しの撮影ポイントとなっていますが、このような構造物からも、この場所が旧空港ターミナルの入口付近であったことがうかがえます。

中標津空港での撮影遠征を終えてから国土地理院の地図などを用いてこの場所を色々調べてみました。

こちらの写真は、現在の中標津空港の空中写真です。そこから、四角で囲った部分を拡大してみましょう。。。

引用:Googleマップ

こちらが青く囲った部分を拡大した写真です。今回紹介する撮影スポットが★印があるところになります。こう見ると、オレンジの×印が描かれているアスファルト舗装部分が見えると思います。そこが旧滑走路のようです。

引用:Googleマップ

国土地理院のHPより、1978年の空中写真をお借りしてきました。こちらの写真の青い四角で囲んでいる部分を拡大してみると。。。

引用:国土地理院

このようになっています。

引用:国土地理院

現代の写真が右、1978年の写真が左側です。このように見比べてみると、昔はこの場所にターミナルの入り口があったことがよくわかります。

旧滑走路のすべては残っていないものの、このように現地に訪問し、空港名が書かれたプレートが残っていたり、航空写真から当時の状況が分かってくると面白いですね!

営業時間・光線・特記事項

営業時間24時間
光線終日順光
推奨使用レンズ中望遠~望遠
脚立使用の有無3段以上の脚立があると良い
アクセス手段車
駐車場空きスペースに1~2台
トイレ・自販機なし
その他

この場所で撮影した飛行機写真

画像はRAWで撮影しJPEGで出力しています。現像の際に編集およびトリミングをしている場合があります。写真下部の撮影データは参考程度としてください。

札幌丘珠空港より到着したHACのATR42-600。1日2往復している2番目です。夕陽に照らされてややオレンジがかっています。

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 400 500.0 mm f / 8 1/640 秒

中標津空港には滑走路に並行誘導路が取り付けられていない為、滑走路上でのターンです。ATRのサイズならエンドまでいかなくてもターンできるんですね!

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 400 500.0 mm f / 8 1/640 秒

この日は、たまたま東京羽田空港行きのANA便が遅延して出発した為、HACとの到着が被りました。ANAのB737がエプロンを出発し、RWY上をタキシングしていきます。

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 400 500.0 mm f / 7.1 1/640 秒

先ほどの写真のANA機がエプロンを空けてからHACがエプロンの方に入ってきました!このスポットから撮影できるのはこの辺りまでが無難だったと思います。

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 500 500.0 mm f / 8 1/640 秒

先ほどANAが飛び立っていきます。背景の山々も夕陽に照らされて美しいですね。

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 320 400.0 mm f / 6.3 1/640 秒

こちらは翌日撮影した、東京羽田空港からの到着便。タッチダウンの瞬間は捉えられませんが、綺麗に撮影することができました。

Canon EOS R6m2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM ISO 320 400.0 mm f / 6.3 1/640 秒

アクセス

旧空港ターミナル入り口の撮影スポットは、現空港ターミナルより車で4分ほどで到着ができるアクセスの良い場所にあります。
ターミナルビルを出たら、まず道道69号へ出ます。写真でいうと左方向です。

引用:Googleストリートビュー

しばらく直進すると、三つに分かれた交差点に差し掛かります。ここでは、写真の矢印で示している方向へ左折します。
写真では少し分かりづらいのですが、街灯が立っているあたりから道幅の狭い道路が分岐しています。

引用:Googleストリートビュー

先ほどの写真をもう少し別の角度から見てみると、矢印の方向に細い道があることがわかると思います。この道に入っていきます。この道に入ったら、ずっとまっすぐ進みます。

引用:Googleストリートビュー

ずっと進んでいくと、このように二つに分岐するところが現れますが、右側は行き止まりとなっているので、左側に進みましょう。ここが撮影スポットです。

引用:Googleストリートビュー

ここからは、実際に私が訪問した際の撮影スポットの様子です。
先ほどの地図で、右側に分岐している道路は行き止まりになっていると説明しましたが、実際の現地では写真のように「立ち入り禁止」の表示と鎖が設置されていました。また、この先は除雪も行われていない様子で、通行できない状態となっていました。
そのため、この道路の奥へ進むことはできません。撮影スポットへ向かう際は、この道には入らず、案内したルートの道路をそのまま進むようにしてください。

こちらが撮影スポットとなる、旧ターミナル入口と思われる場所のゲートです。
ゲートには「駐車禁止」と書かれていますが、周囲の道路は比較的道幅が広いため、撮影のために短時間車を停める程度であれば大きな問題はないと思われます。ただし、このゲートは現在も空港関係車両の出入りに使用されている可能性があるため、車両の通行がある場合には速やかに移動するなど、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
なお、ページ冒頭で紹介した「中標津空港」と書かれたプレートは、写真に写っているゲートの左側、フェンスの向こう側に設置されています。

写真のように、冬季はゲート周辺に多くの雪が積もっているため、状況によっては雪の上に立つことで高さを確保でき、脚立がなくても撮影できる場合があります。

ただし、積雪のない夏季などに撮影を行う場合は、フェンスをクリアして滑走路方向を撮影するために、脚立を持参しておくことをおすすめします。

こちらの写真は、フェンスの向こう側の様子を写したものです。周囲には多少木々がありますが、全体として視界は開けており、滑走路方向を十分に見渡すことができます。撮影環境としても比較的良好な場所だと思います。

背景には知床の山々も広がっており、北海道らしい雄大な景色とともに飛行機を撮影できるのも、このスポットの魅力です。ぜひこの場所から、知床の山々をバックにした飛行機の写真を撮影してみてください。

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