ターミナル北側はどんなところ?
山形空港のターミナル北側は、スポットに駐機している機体や、出発前後に行われる地上作業を撮影するのに適した場所です。ターミナルビルの出入口を出て右手方向へ進むと、徒歩1~2分ほどで到着できます。展望デッキへ向かうよりも短時間で移動できる場合があり、山形空港の撮影スポットの中でも特にアクセスしやすい場所です。
撮影場所は小高い丘のようになっており、石造りのベンチも設置されています。ベンチ付近の高い場所から撮影すれば、脚立を使わなくてもフェンスを完全にクリアできます。飛行機を撮影するだけでなく、ベンチに座りながら駐機中の機体や地上作業をゆっくり眺めることもできます。

私が6月に訪れた際には、周囲にタンポポが咲いていました。撮影位置を低くすることで、タンポポや草地を手前に入れながら、駐機する機体やターミナルビルを組み合わせた季節感のある構図も狙えます。ベンチのある小高い場所から撮影する場合、脚立は基本的に必要ありません。一方、フェンス際の低い位置から撮影する場合は、フェンスや有刺鉄線を避けるために小型の脚立があると撮影しやすくなります。
この場所からはエプロンだけでなく、その奥にある滑走路も見渡せるため、離着陸する機体を撮影することも可能です。ただし、エプロン照明の支柱やパッセンジャーボーディングブリッジ(PBB)、地上設備などが構図に入りやすく、滑走路上の機体をすっきり撮影できる場所は限られます。そのため、滑走路上の離着陸機を中心に狙うというよりも、スポットに駐機している機体や、給油、荷物の積み込み、プッシュバックなど、地上で行われる作業を撮影する場所として利用するのがおすすめです。
ターミナルビルから近く、脚立なしでも撮影しやすいため、山形空港の展望デッキに次いで気軽に立ち寄れる撮影スポットです。
営業時間・光線・特記事項
| 営業時間 | 5:40~23:00(山形空港駐車場と同じ) |
| 光線 | 午前逆光・昼過ぎから順光 |
| 推奨使用レンズ | 広角 |
| 脚立使用の有無 | あるとフェンスを容易にクリアできる。 なくても問題なし。 |
| アクセス手段 | 徒歩 |
| 駐車場 | 空港の駐車場を利用(無料) |
| トイレ・自販機 | 空港のものを利用 |
| その他 | 草がぼーぼーの時もある。 |
この場所で撮影した飛行機写真
山形空港のターミナル北側では、スポットに駐機している機体や、到着後・出発前に行われる地上作業を比較的近い距離から撮影できます。ここでは、実際にこの場所から撮影した写真を紹介します。
東京から到着したジェイエアのエンブラエル190です。機体との距離が近いため、標準ズームレンズでも機体全体を十分な大きさで撮影できます。背景に山並みを入れながら、駐機中の機体やコンテナ、地上車両などを組み合わせた、空港らしい構図を狙えます。ただし、この場所は午前中にはやや逆光となるため、白い機体を撮影する際は、機体正面や胴体部分が暗くならないよう露出に注意が必要です。

フェンス際まで移動し、手前に咲いていたタンポポを前ボケとして入れて撮影した写真です。機体だけを大きく撮影するのではなく、季節の草花と飛行機を組み合わせた構図も狙えます。写真の一部にはフェンスの黒い影がわずかに写り込んでいますが、フェンスは一重の金網となっているため、レンズを金網に近づけて撮影すれば、比較的影響を抑えることができます。

スポットに駐機しているFDAのエンブラエル175です。鮮やかな緑色の機体と、背景の山並みを組み合わせて撮影できます。パッセンジャーボーディングブリッジやトーイングトラクター、ベルトローダーなども一緒に写るため、出発準備中の雰囲気が伝わる構図になります。

ターミナル北側は、標準ズームレンズでも駐機中の機体を十分撮影できる距離にあり、望遠レンズを持っていない場合にも利用しやすい撮影スポットです。小高い場所から機体全体をすっきり撮る方法と、フェンス際から草花を前景に入れる方法を使い分けることで、同じ機体でも異なる構図を楽しめます。
アクセス
山形空港のターミナル北側は、ターミナルビルから徒歩1~2分ほどで到着できる、非常にアクセスしやすい撮影スポットです。経路もシンプルなので迷うことは少ないと思いますが、ここでは写真に沿って詳しく紹介します。
まずは、山形空港ターミナルビルの到着口側にある出入口から屋外へ出ます。出入口を出たら、写真の矢印のとおり右手方向へ進んでください。

ターミナルビルに沿って、赤いレンガ状の歩道をそのまま直進します。撮影スポットまでは距離が短く、大きな荷物がなければ数分もかかりません。

歩道を進んだ先にある横断歩道を渡ります。横断歩道の先には、つる性の植物に覆われた藤棚のような通路があるため、そこを目印にしてください。藤棚の手前まで来たら、右手方向へ曲がります。

藤棚の下から右手を見ると、小高くなった芝生のスペースが見えます。写真では低いロープが張られているように見えますが、訪問時には立入禁止を示す表示は見当たらず、左右から入れる状態になっていました。ただし、空港周辺の管理状況は変更される可能性があります。現地に新たな案内板や規制が設けられている場合は、その表示や空港職員の指示に従ってください。

芝生の斜面を上り、小高い場所まで進むと、石造りのベンチが設置されています。ここが主な撮影位置です。ベンチ付近はフェンスよりも高い位置にあるため、脚立を使用しなくても、エプロンに駐機する機体をフェンス越しではなくすっきりと撮影できます。スポットに入っている機体との距離も比較的近く、エプロン上の機体であれば標準レンズでも十分撮影できる距離です。

こちらは撮影場所からRWY19方向を見た様子です。エプロン全体は広く見渡せますが、RWY19エンド付近までは見通すことができません。
滑走路上の機体を撮影することは可能ですが、エプロン照明の支柱や地上車両などが構図に入りやすいため、主に駐機中の機体や地上作業を撮影する場所として利用するのがおすすめです。

こちらは、ベンチが設置された高い位置から少し下り、ターミナルビルとスポット側を見た様子です。写真からも、撮影場所自体が周囲より少し高くなっていることが分かります。フェンス際まで歩いて近づくこともできますが、低い位置ではフェンスや有刺鉄線が構図に入りやすくなります。そのため、基本的にはベンチ付近の高い場所から撮影するのが最も撮りやすいでしょう。

ターミナルビルから近く、移動も簡単なため、到着後すぐに飛行機を撮影したい場合や、出発までの短い時間に立ち寄りたい場合にも利用しやすいスポットです。

