今回は、愛知県にある中部国際空港(セントレア)の飛行機撮影スポットについてご紹介します。
愛知県常滑市の沖合に位置する中部国際空港は、2005年2月17日に開港した海上空港です。全長3,500mの滑走路を備え、中部地方の空の玄関口として国内線・国際線の航空機が行き交っています。
空港内には、滑走路に向かって約300mにわたって伸びる展望施設「スカイデッキ」があり、航空機を間近で見られることが大きな魅力です。また、世界でも珍しい大型貨物機「ドリームリフター」が飛来する空港としても知られ、飛行機撮影を楽しむ方にとっても魅力的な空港となっています。
この記事では、中部国際空港で飛行機撮影を楽しめるスポットについて、撮影できる構図やおすすめの時間帯、アクセス方法、撮影時の注意点などを詳しくご紹介します。
中部国際空港(セントレア)の基本情報

| 正式名称 | 中部国際空港 |
| 愛称・通称 | セントレア |
| 所在地 | 愛知県常滑市 |
| 設置・管理 | 中部国際空港株式会社 |
| 空港種別 | 会社管理空港 |
| ICAOコード | RJGG |
| IATAコード | NGO |
| 運用時間 | 24時間 |
| 滑走路 | 3,500m×60m |
| 滑走路方位 | 18 / 36 |
| 空港HP | https://www.centrair.jp/index.html |
第1・第2ターミナルの構造と特徴
中部国際空港には、第1ターミナルと第2ターミナルの2つの旅客ターミナルが設けられています。第1ターミナルは地上4階建てで、延床面積は約22万㎡という大規模な施設です。一方、第2ターミナルは地上2階建て、延床面積は約4万5,000㎡で、主にLCCの国際線が利用するターミナルとなっています。第1ターミナルは、1階がウェルカムガーデンや車両乗降エリア、2階が到着ロビー、3階が出発ロビー、4階が飲食店やショップなどの集まる商業エリアとなっており、各階の役割が明確に分かれています。特に3階には、国内線と国際線のチェックインカウンターが同じフロアに集約されているため、非常にわかりやすい構造となっています。
今回、私は羽田空港から日本航空のJAL201便を利用してセントレアを訪問しました。到着後、国内線の手荷物受取所へ向かうと、ターンテーブルには寿司の食品サンプルや招き猫などが飾られていました。特に招き猫は、空港が位置する常滑市とも深い関わりがあり、地域の特色を感じられる遊び心のある演出が印象的でした。

第1ターミナル3階の出発ロビーは天井が高く、広々とした開放感のある空間が特徴的です。国内線と国際線のチェックインカウンターが横並びに配置されており、ターミナルの規模は大きいものの、比較的わかりやすい構造になっていると感じました。また、JALの国内線チェックインカウンターには、JALグローバルクラブ会員や対象となる上級会員向けの優先チェックインカウンターが設けられており、今回もスムーズに手続きを行うことができました。

なお、第2ターミナルは第1ターミナルから徒歩約10分の場所に位置しています。利用する航空会社によって出発するターミナルが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
飲食店やショップが充実した4階「スカイタウン」
第1ターミナル3階の中央付近にあるエスカレーターで4階へ上がると、飲食店やショップが集まる「スカイタウン」が広がっています。スカイタウンは、昔ながらの日本の街並みをイメージした「ちょうちん横丁」と、ヨーロッパ風の街並みをイメージした「レンガ通り」の2つのエリアに分かれています。特にちょうちん横丁は、和風の建物が立ち並ぶ独特の雰囲気が特徴的で、空港内でありながら観光地を散策しているような気分を楽しむことができます。

スカイタウンには、航空関連のグッズを販売する「セントレアオフィシャルショップ SORA MONO」もあります。こちらでは、航空会社のグッズやセントレアオリジナルの商品などが数多く販売されており、航空ファンにはぜひ立ち寄ってほしいショップとなっています。

また、スカイタウンの中央には、イベントなどが開催される「イベントプラザ」が設けられています。私が訪問した際には、人気キャラクター「ちいかわ」のポップアップストアが期間限定で開催されており、多くの方でにぎわっていました。こうしたイベントが開催されることもあり、飛行機を利用しない方でも楽しめる空間となっています。

さらに、セントレアの魅力として外せないのが、充実した飲食店です。名古屋名物のみそかつを提供する「矢場とん」や、名古屋発祥の喫茶店「コメダ珈琲店」など、地域の名物料理を楽しめる店舗が数多く入っています。今回、私は「矢場とん」でみそかつをいただきましたが、非常に美味しく、空港内で気軽に名古屋らしい食事を楽しめる点は大きな魅力だと感じました。また、コメダ珈琲店では朝の時間帯にモーニングサービスも提供されているため、朝早い時間に空港を訪れた際にも利用しやすそうです。

このように、セントレアは飲食店やショップが非常に充実しており、搭乗までの待ち時間を過ごす場所としてはもちろん、食事やショッピングを目的に訪れても十分に楽しめる空港となっています。
ボーイング787初号機を展示する「フライト・オブ・ドリームズ」
セントレアを訪れる際にぜひ立ち寄ってほしいのが、空港内に設けられた複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ(FLIGHT OF DREAMS)」です。こちらには、ボーイング787の飛行試験初号機「ZA001」が展示されており、実際に飛行していた航空機を間近で見学することができます。館内には航空機に関する展示や飲食店、ショップなども設けられており、航空ファンだけでなく、家族連れでも楽しめる施設となっています。

フライト・オブ・ドリームズは、第1ターミナル側のアクセスプラザから徒歩約9分でアクセスできるため、飛行機の出発まで時間がある場合にも立ち寄りやすい施設です。実際に訪問してみると、787の大きさを間近で体感できる非常に魅力的な場所でした。展示されている787の特徴や施設内の見どころ、アクセス方法などについては、別の記事で詳しくご紹介します。
※記事は現在準備中です。

航空無線周波数(受信できたものは太字斜体)
| セントレアCLR | 121.800MHz 126.200MHz |
| セントレアGND | 121.850MHz 126.200MHz |
| セントレアTWR | 118.850MHz 126.200MHz |
| セントレアAPP | 119.175MHz 121.050MHz 125.550MHz |
| セントレアDEP | 120.000MHz |
| セントレアATIS | 127.075MHz |
| 備考 |
中部国際空港(セントレア)の主な撮影スポット
①展望デッキ(スカイデッキ)

第1ターミナル4階にある「スカイデッキ」は、滑走路に向かって約300m伸びる開放的な展望デッキです。先端からは離着陸する航空機や誘導路を移動する機体を間近で撮影でき、ワイヤータイプのフェンスが採用されているため撮影環境も良好です。国内線側・国際線側・デッキ先端ではそれぞれ異なる構図を楽しむことができ、特に光線状態のよい午前中の撮影がおすすめです。広角から望遠まで幅広いレンズを活用できる、セントレアを代表する撮影スポットとなっています。

