南展望デッキはどんなところ?
北九州空港の南展望デッキは、旅客ターミナルビル3階に設けられている展望スペースです。滑走路やエプロンを見渡すことができ、北九州空港を発着する飛行機を近くから眺められます。
利用時間は6時から21時30分までで、無料で利用できます。

北展望デッキよりも比較的広めの造りとなっており、デッキ内には椅子や有料の双眼鏡、ゴミ箱が設置されています。デッキ内に自動販売機はありません。トイレは、展望デッキと同じ旅客ターミナルビル3階の館内にあります。
南展望デッキには足湯も設置されていますが、訪問時はロープで囲われており、利用できない状態となっていました。

光線状態は午前中が逆光となり、昼過ぎから午後にかけて順光になります。そのため、機体をきれいに撮影したい場合は、午後の時間帯がよいでしょう。
展望デッキの周囲には上から下までフェンスが設置されており、飛行機の撮影にはあまり向いていない環境です。一部にはアクリルガラスになっている場所もありますが、反射や映り込みが発生しやすいため、撮影時には注意が必要です。
フェンスの一部にはカメラのレンズを通すための撮影用の穴が設けられていますが、穴は比較的小さくなっています。Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMでは、レンズフードを装着した状態のままレンズ全体を穴に通すことはできませんでした。
Canon RF24-240mm F4-6.3 IS USMであれば、レンズフードを装着した状態でも穴に入れることができましたが、撮影用の穴にはほとんど余裕がありません。レンズを差し込む際には、慎重に位置を調整する必要があります。

飛行機を眺める場所としては利用しやすいものの、本格的な撮影を目的とする場合は、フェンスや撮影用の穴の小ささによって構図が制限されやすいスポットです。一方、北九州空港は海上空港であり、飛行機を近くから撮影できる場所は限られています。機体との距離の近さを重視する場合、一般の利用者が利用できる場所としては、南展望デッキも貴重な撮影スポットといえるでしょう。
北九州空港には、北展望デッキもあります!北展望デッキについては、こちらの記事をご覧ください!

営業時間・光線・特記事項
| 営業時間 | 6:00~21:30 |
| 光線 | 午後順光 |
| 推奨使用レンズ | 広角~望遠 |
| 脚立使用の有無 | 必要なし |
| アクセス手段 | 徒歩 |
| 駐車場 | あり(空港のものを利用。1時間無料) |
| トイレ・自販機 | あり(空港のものを利用) |
| その他 | フェンスがあり撮影はしにくい |
この場所で撮影した飛行機写真
南展望デッキからは、滑走路36へ進入する機体から接地の瞬間までを撮影しやすくなっています。一方、着陸後に滑走路18側へ進むにつれて展望デッキから離れるため、徐々に撮影しにくくなります。滑走路36へ進入するスターフライヤー機です。周防灘を背景に、着陸態勢に入った機体を正面寄りの角度から撮影できます。

滑走路へ近づく機体を、海や空港設備とともに撮影しました。南展望デッキからは、滑走路36への進入機を徐々に追いかけることができます。

滑走路36へ着陸した直後の様子です。主脚が接地し、機首がまだ上がっている瞬間を、機体側面に近い角度から撮影できます。

着陸後、滑走路上を走行するスターフライヤー機です。南展望デッキの正面付近では、機体側面を比較的大きく撮影できます。

滑走路18側へ進んでいく機体を後方寄りの角度から撮影しました。着陸後に滑走路を進むにつれて南展望デッキから離れていくため、徐々に撮影距離が遠くなります。

離陸時も同様に、滑走路36からの離陸滑走は撮影できますが、機体が浮き上がる瞬間を狙う場合は、北展望デッキの方が撮影しやすいでしょう。
アクセス
北展望デッキは、北九州空港旅客ターミナルビルの3階にあります。比較的シンプルな構造の空港なので迷うことは少ないと思いますが、ここではターミナルビル1階から北展望デッキまでのアクセス方法をご紹介します。
北九州空港の旅客ターミナルビル1階に入ると、中央付近にエスカレーターと階段があります。エスカレーターを利用する場合は、写真の矢印で示した上りエスカレーターに乗り、まずは2階へ向かいます。

エレベーターを利用して展望デッキへ向かう場合は、エスカレーターには乗らず、写真のピンク色の矢印で示した方向へ進みます。

エスカレーターの左側に沿って、そのまま奥へまっすぐ進みます。

しばらく進むと、セブン‐イレブンの右隣にエレベーターがあります。このエレベーターは1階から3階まで移動できるため、3階で降りると展望デッキの近くまで行くことができます。階段やエスカレーターの利用が難しい場合や、大きな荷物を持っている場合はこちらが便利です。

さて、エスカレーターを利用する場合に戻ります。1階から2階へ上がった後、右手方向へ進みます。保安検査場の左側に3階へ続く上りエスカレーターがあるので、そちらに乗って3階へ向かいます。

3階に到着したら、南展望デッキは写真の黄緑の矢印で示した方向へ進みます。エスカレーターを降りて右手方向です。反対方向へ進むと北展望デッキがあります。

そのまま道なりに進むと、正面に南展望デッキの入り口があります。「南展望デッキ」と書かれた案内表示があるので、自動ドアから中に入ります。

自動ドアを通ると、南展望デッキへ続く通路があります。入った瞬間も飛行機がよく見えるようになっているので、南展望デッキ狭いなと感じるかもしれませんが、この通路を奥に進みます。

通路を抜けると、下の写真のような広々とした空間が広がっています。デッキの外周は上から下までフェンスが設置されています。しかし、比較的大きな屋根が設置されているので、雨の日でも見学がしやすいと思います。

フェンスの一部には、カメラ撮影用の穴が設けられています。スマートフォンや小型のカメラであれば比較的問題なく撮影できますが、穴はあまり大きくありません。
一眼カメラに大口径の望遠レンズを装着している場合は、レンズを穴に通しにくく、撮影方向や構図が大きく制限されます。特にレンズフードを装着した状態では、使用するレンズによって穴に入らない可能性があるため注意が必要です。

北九州空港の南展望デッキは、滑走路やエプロンを行き交う飛行機を近くから眺められるスポットです。午後は順光となり、夕方から夜には滑走路灯や機体の照明を生かした撮影も楽しめます。フェンスや小さな撮影用の穴によって撮影しにくい面はありますが、海上空港で飛行機を間近に撮影できる貴重な場所です。北九州空港を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
北九州空港には、北展望デッキもあります!北展望デッキについては、こちらの記事をご覧ください!


