2026年9月7日、中部国際空港セントレアの第1ターミナル国内線制限エリアに、新たに「プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋(国内線出発)」がオープンしました。
これまでJAL・ANAの国内線利用者向けに営業していた「セントレア エアラインラウンジ」に代わるラウンジで、プラザ・プレミアム・グループとしては日本初の国内線ラウンジです。座席数は149席あり、休憩だけでなく、仕事や搭乗前の時間調整にも利用できる設備が整えられています。
Airport Daysでは、オープンからわずか10日後となる2026年9月17日に実際に利用しました。

今回はJAL208便で羽田空港へ向かう際、JALグローバルクラブ(JGC)会員かつJMBサファイア、ワンワールド・サファイアの資格を利用して入室してきました。
この記事では、ラウンジの場所や利用条件、実際の入室方法、座席、ドリンク、おつまみ、設備などを、現地で撮影した写真とともに詳しくご紹介します。
プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋(国内線出発)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋(国内線出発) |
| 開業日 | 2026年9月7日 |
| 場所 | 第1ターミナル3階 国内線出発制限エリア |
| 営業時間 | 6:00~JAL・ANAの最終便出発まで |
| 座席数 | 149席 |
| 喫煙 | 全席禁煙 |
| Wi-Fi | 無料Wi-Fiあり |
| 電源 | 充電設備あり |
| トイレ | ラウンジ内にあり |
| 飲食 | ソフトドリンク、アルコール類、軽食・おつまみなど |
| 一般有料利用 | 1,650円(税込) |
| 一般有料利用の滞在時間 | 最大2時間 |
セントレア公式では営業時間を「6:00~JAL・ANAの最終便出発まで」と案内しており、運航状況によって延長される場合があります。
また、航空会社の上級会員などの対象者だけでなく、当日の国内線搭乗者であれば空席状況に応じて有料で利用することも可能です。セントレア公式では料金1,650円(税込)、最大2時間と案内されています。
場所は国内線保安検査場を通過してすぐ左
ラウンジの場所は非常に分かりやすく、第1ターミナル3階の国内線保安検査場を通過したら、そのまま左側を見ると入口があります。

写真の通り、保安検査場からラウンジまでの距離はかなり近く、初めて利用する場合でも迷いにくい場所です。
搭乗直前までラウンジで過ごしたい場合にも便利な立地だと感じました。
旧「セントレア エアラインラウンジ」は営業終了
新しいプラザ・プレミアム・ラウンジのオープンに伴い、それまでJAL・ANAの国内線指定ラウンジとして利用されていた「セントレア エアラインラウンジ」は2026年9月6日をもって営業を終了しました。
翌9月7日から、JAL・ANAともに新しいプラザ・プレミアム・ラウンジへ移行しています。

私が訪問した2026年9月17日時点では、旧ラウンジの入口はすでに閉鎖されており、新しいラウンジへの移転を知らせる案内が設置されていました。
旧セントレア エアラインラウンジは保安検査場を通過して右側にありましたが、新ラウンジは反対側となる左側にあります。
以前のラウンジを利用したことがある人は、これまでの感覚で右側へ向かわないよう注意してください。
JGC・JMBサファイア・ワンワールドサファイアで利用
今回はJAL208便で羽田空港へ向かう際、JALグローバルクラブ(JGC)会員かつJMBサファイア、ワンワールド・サファイアの資格で利用しました。
JGC会員にはワンワールド・サファイアのエリートステイタスが付与され、JMBサファイアもワンワールド・サファイアに該当します。
JALの中部国際空港国内線ラウンジ利用基準では、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ会員、ワンワールドのエメラルド・サファイア会員などが対象となっており、対象会員は同行者1名まで利用できます。
実際の入室方法
入室方法はJALのサクララウンジなどとほぼ同じでした。
入口の受付に、航空会社ラウンジでよく見かける搭乗媒体読み取り用の端末が設置されており、搭乗券のQRコードを端末へかざして入室手続きを行います。今回は、搭乗券を端末へかざして利用しました。
利用条件は航空会社、搭乗便、ステイタスなどによって異なるため、利用前に各航空会社の最新情報を確認することをおすすめします。
旧ラウンジと比べて広く明るい印象に

新しいラウンジへ入ってまず感じたのが、空間の明るさと開放感です。
私は以前、旧セントレア エアラインラウンジも利用したことがありますが、旧ラウンジは全体的にややコンパクトで、照明も含めて少し暗めの印象がありました。
それに対して、新しいプラザ・プレミアム・ラウンジは空間そのものが広く感じられ、木目を基調としながら明るい照明と落ち着いた色の家具が組み合わされています。
開業からまだ10日しか経っていないこともあり、ソファやテーブルなども非常にきれいでした。

座席は同じ形で統一されているわけではなく、ゆったりと座れるソファ席、テーブルを備えた座席、PC作業にも使いやすそうな席など複数のスタイルがあります。
Plaza Premium Lounge公式でも、専用ワークエリアや充電設備を備えていることが案内されています。
今回は出発まで時間がなく、実際に滞在できたのは10~15分程度でしたが、それでも「もう少し長く滞在したかった」と感じるほど居心地の良い空間でした。
ラウンジ内にはトイレも設置されています。
実際に利用しましたが、新しいラウンジということもあり非常にきれいで、スペースにも余裕がある印象でした。
一度ラウンジの外へ出る必要がないため、搭乗前まで落ち着いて過ごせる点も便利です。
公式サイトでも、ラウンジ内設備としてトイレおよびバリアフリー対応トイレが案内されています。
ドリンク・おつまみコーナー

ラウンジへ入って正面付近には、ドリンクとおつまみをまとめたセルフサービスコーナーがあります。
コーヒーマシン、ソフトドリンク、アルコール類などが用意されていました。

コーヒーマシンも設置されており、ラウンジ内で自由に利用できます。
私が利用したのは最終便に近い20時台だったため、別の場所に設置されていたコーヒーマシンはすでに電源が切られていました。
訪問時のおつまみ

2026年9月17日の訪問時には、柿の種のようなおつまみに加えて、石のような見た目をした「ストーンチョコ」系のお菓子や、小さなビスケット・クラッカーのようなお菓子が用意されていました。
特にストーンチョコは個人的にもおいしく、搭乗前に少しつまむにはちょうど良い内容でした。
小さな紙製のカップが用意されており、好きな分を入れて自分の席へ持っていくスタイルです。
なお、おつまみの内容は時期や時間帯によって変更される可能性があるため、ここで紹介している内容は訪問時点のものとなります。

国内線ラウンジということもあり、本格的な食事が並ぶというよりは、ドリンクと簡単なおつまみを楽しみながら搭乗までの時間を過ごすラウンジという印象でした。
下からビールが湧き上がる「トルネードディスペンサー」
このラウンジで特に珍しかった設備が、アサヒビールの「トルネードディスペンサー」です。
一般的なビールサーバーのように上からビールを注ぐのではなく、専用の容器をセットすると、容器の底からビールが湧き上がるように注がれる仕組みになっています。
開業時の案内では、このトルネードディスペンサーは期間限定で設置される設備として紹介されています。

私はアルコールを飲まないため実際には利用していませんが、通常の空港ラウンジではあまり見かけない設備なので、見ているだけでもかなり印象に残りました。
※トルネードディスペンサーは期間限定設備として案内されているため、訪問時期によっては設置されていない可能性があります。
スーパードライとブラックニッカハイボールの自動サーバー
トルネードディスペンサーとは別に、アサヒスーパードライとブラックニッカハイボールの自動サーバーも設置されていました。
訪問時には横に紙コップが用意されており、セルフサービスで利用する形となっていました。

お酒好きにはうれしいサービスですね。
PC作業にも使いやすい設備
ラウンジ内では、実際にノートPCを広げて作業している利用者も数名見かけました。
座席周辺にはACコンセントが設置されており、スマートフォンやノートPCを充電しながら過ごすことができます。
USB-AやUSB Type-C端子の有無については、短時間の利用だったため、確認できませんでした。
公式には無料Wi-Fiと充電設備、ワークエリアの設置が案内されています。
今回は滞在時間が短かったためWi-Fiを実際には使用しておらず、通信速度などについては未確認です。
出発前にPC作業をしたいビジネス利用者にも使いやすいラウンジだと感じました。
出発便を確認できるフライト情報モニター
ドリンクコーナー付近には国内線のフライト情報モニターも設置されています。
写真には今回利用した20時55分発のJAL208便・羽田行きも表示されていました。

ラウンジ内では搭乗便に関する個別のアナウンスは聞かれなかったため、自分自身で出発時刻や搭乗口などを確認しておく必要があります。
搭乗時刻が近づいてきたら、ラウンジ内のモニターや航空会社のアプリなどをこまめに確認しておくと安心です。
Priority Passは利用できる?

2026年9月26日時点で、Priority Pass公式サイトに掲載されているセントレアの「Plaza Premium Lounge」は、第1ターミナル国際線・出国審査後2階、18番ゲート付近にある既存の国際線ラウンジです。
今回紹介している国内線の「プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋(国内線出発)」については、現時点でPriority Pass公式サイトへの掲載を確認できませんでした。
開業時の報道でも、Priority PassおよびLoungeKeyは当初対象外とされています。
今後利用条件が変更される可能性もあるため、Priority Passでの利用を検討している場合は、訪問前にPriority Pass公式サイトで最新情報を確認してください。
実際に利用して感じたこと
今回の滞在時間は10~15分程度と短かったものの、旧セントレア エアラインラウンジと比べても、新しいプラザ・プレミアム・ラウンジはかなり印象が変わりました。
特に印象的だったのは、広々とした開放感と明るさです。
木目を多く取り入れた内装と新しい家具が組み合わされ、全体的に落ち着きながらも暗さを感じにくい空間になっていました。
私が利用した20時台は最終便に近い時間帯だったこともあり利用者はまばらで、静かに過ごすことができました。

食事については、国際線のビジネスクラスラウンジなどで見られるような本格的な料理ではなく、おつまみや小さなお菓子が中心です。
そのため「ラウンジで食事を済ませる」というより、搭乗前にコーヒーやソフトドリンク、アルコールなどを飲みながら休憩したり、PC作業をしたりする用途に適していると感じました。
それでも座席の種類が多く、電源やWi-Fi、トイレ、フライト情報モニターなど、国内線の搭乗前に必要な設備はしっかり揃っています。
出発まで余裕があるときには、もう少し長く滞在してみたいと思えるラウンジでした。
まとめ
2026年9月7日にオープンした「プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋(国内線出発)」は、旧セントレア エアラインラウンジから大きく雰囲気が変わった、明るく開放感のあるラウンジでした。
保安検査場を通過してすぐ左という非常に分かりやすい場所にあり、JALやANAの対象ステイタス利用者だけでなく、一般の国内線利用者も有料で利用できます。
座席、無料Wi-Fi、充電設備、トイレ、ドリンク、おつまみなどが揃い、休憩からPC作業まで幅広く利用できるのも特徴です。
今回はJALグローバルクラブ(JGC)・JMBサファイア/ワンワールド・サファイアの資格で利用しましたが、従来のラウンジよりも広く、短時間の滞在ながら非常に快適に過ごすことができました。
セントレアから国内線を利用する際、利用条件を満たしている方は、搭乗前の時間を過ごす選択肢として利用してみてはいかがでしょうか。

