2026年9月下旬、羽田空港から函館へ向かう際に、第1ターミナルのカードラウンジ「POWER LOUNGE NORTH(パワーラウンジ ノース)」を利用しました。
羽田空港には航空会社が運営するラウンジのほかに、対象のクレジットカードを持っていれば無料で利用できるカードラウンジがあります。
今回は同行者全員が対象のゴールドカードを所有していたため、普段利用するJALのサクララウンジではなく、こちらのPOWER LOUNGE NORTHを利用することにしました。
実際に訪れてみると、広々とした室内に充実したドリンクサービス、さらに窓からは駐機中の飛行機を眺められるなど、想像以上に快適な空間が広がっていました。
今回は、POWER LOUNGE NORTHの場所や営業時間、入室方法、ラウンジ内の設備、ドリンクサービスなどについて、実際に撮影した写真とともに詳しくご紹介します。
POWER LOUNGE NORTHとは?
POWER LOUNGE NORTHは、羽田空港第1ターミナルに設置されているカードラウンジです。
航空会社の上級会員資格などがなくても、対象のクレジットカードと当日の搭乗が確認できるものを提示することで、無料で利用できます。また、対象カードを持っていない場合も、所定の料金を支払えば入室できます。
ラウンジ内には150席が用意されており、ソフトドリンクの無料サービスや化粧室などが設けられています。
搭乗前にゆっくり休憩したい方はもちろん、仕事や読書をしながら時間を過ごしたい方にもおすすめの施設です。
営業時間・料金などの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ラウンジ名 | POWER LOUNGE NORTH |
| 場所 | 羽田空港 第1ターミナル 2階 国内線出発ゲートエリア(北) |
| 営業時間 | 6:00~20:30 |
| 座席数 | 150席 |
| 大人料金 | 1,320円(税込) |
| 小人料金 | 4~12歳:660円(税込) |
| 乳幼児料金 | 0~3歳:無料 |
| 無料サービス | ソフトドリンク、化粧室など |
| 電話番号 | 03-5757-8288 |
※2026年10月22日時点で確認した公式情報です。最新の営業時間・料金については、羽田空港公式サイトをご確認ください。
POWER LOUNGE NORTHの場所・アクセス
POWER LOUNGE NORTHは、羽田空港第1ターミナルの2階、北ウイング側に位置しています。
具体的には、保安検査場を通過した先にある16番搭乗口付近です。
そのため、利用するには基本的に当日の国内線搭乗予定があり、保安検査を済ませておく必要があります。
第1ターミナルには南ウイング側にも「POWER LOUNGE SOUTH」がありますので、間違えないよう注意してください。

こちらは、ラウンジ内に掲示されていたフロアマップです。ターミナル内での位置関係が確認できます。
朝6時のオープンから利用!開店前には行列も
今回、私は朝6時のオープンに合わせてラウンジを訪れました。
ラウンジ前に到着したのは午前5時50分頃。この時点では、まだほかに待っている利用者は見当たりませんでした。
しかし、オープン時間が近づくにつれて少しずつ人が集まり始め、6時直前にはある程度の人数が開店待ちの列を作っていました。
午前6時になると、ラウンジの係員が出てきて、シャッターが完全に開いてから入室するよう案内がありました。
その後、順番に受付を済ませて入室しました。

こちらがPOWER LOUNGE NORTHの入口です。
木目調の壁にラウンジのロゴが配置されており、落ち着いた雰囲気のエントランスになっています。
入口付近にはガラスケースに収められた工芸品なども展示されていました。
なお、今回利用して感じたのは、朝の早い時間帯でも利用者が比較的多いということです。
オープン後は次第に座席が埋まっていきました。また、普段から羽田空港を利用している際にも、午前7時台などにはラウンジ前に入室待ちの列ができている様子を見かけることがあります。
もちろん混雑状況は日によって異なりますが、座席を確保してゆっくり過ごしたい方は、余裕を持って早めに訪れることをおすすめします。
対象のゴールドカードで無料入室!利用方法を紹介
POWER LOUNGE NORTHは、対象のクレジットカードを持っている方であれば、カード会社が定める利用条件の範囲内で無料入室できます。
今回、私は「イオンゴールドカード」を利用して入室しました。
入室時に必要だったのは、対象となるクレジットカードの現物と、当日の搭乗を確認できるものの2点です。
受付でこれらを提示するだけで手続きが完了したため、特に難しいことはなく、スムーズに入室できました。

写真は訪問時に掲示されていた、対象カードと利用料金の案内です。
JCBゴールドカードやdカード GOLD、イオンゴールドカードなど、さまざまなクレジットカードが対象となっています。
ただし、すべてのゴールドカードが利用できるわけではありません。また、カード会社によって無料利用できる回数や同伴者の扱いが異なります。
例えば、今回利用したイオンゴールドカードの場合、無料利用回数は年間2回までとなっており、同伴者は原則有料です。
利用する際は、羽田空港公式の対象カード一覧と、カード会社の利用条件を事前に確認しておくと安心です。
なお、クレジットカードの現物が必要となるため、スマートフォンのカード情報だけではなく、プラスチックカードも忘れずに持参しましょう。
ラウンジ内の様子・座席
横に長く広々とした開放的な空間
ラウンジに入って最初に感じたのは、室内の広さです。
POWER LOUNGE NORTHは、横に細長く広がるような構造になっており、入口付近から奥までさまざまなタイプの座席が配置されています。
入口から進んだ場所には、大きなテーブルを備えたカウンター形式の座席がありました。

大きなテーブルの周囲には椅子が並び、比較的気軽に利用できるスペースとなっています。
また、窓側にもカウンター席が配置されており、飛行機を眺めながら過ごすこともできます。
全体的に木目調の家具と落ち着いた色合いの内装が採用されており、洗練された空間という印象を受けました。
ゆっくりくつろげるソファ席も充実
ラウンジに入って右手奥へ進むと、ゆったりとしたソファ席が数多く設置されています。
こちらはカウンター席とは異なり、背もたれのある大きな椅子に座って落ち着いて過ごせるエリアです。

座席の間には小さなテーブルも用意されているため、飲み物を置いたり、スマートフォンを操作したりする際にも便利です。
今回、私はこのエリアの一番奥にある座席を利用しました。
一部の椅子については、長年の使用によるものなのか、クッションに多少のへたりが感じられる部分もありました。
ただし、汚れなどが目立つわけではなく、ラウンジ全体はきれいに管理されている印象でした。
航空会社のラウンジと比較しても、座席の快適性が大きく劣っているとは感じませんでした。
窓からは駐機中のJAL機を一望!
POWER LOUNGE NORTHの魅力の一つが、窓からの眺望です。
第1ターミナルに位置しているため、窓の外にはJALの航空機が駐機するスポットが広がっています。

今回訪れた際には、出発に向けた準備が進められている航空機や、地上支援車両などを眺めることができました。
飛行機が好きな方にとっては、搭乗前から航空機を身近に感じられる魅力的な空間だと思います。
窓側の座席にはテーブルも備わっているので、飲み物を楽しみながら飛行機を眺めるという過ごし方もおすすめです。
なお、今回の訪問時は早朝で、天候もあまり良くありませんでしたが、それでも空港ならではの景色を十分に楽しむことができました。
出発案内表示も設置
ラウンジ内には、出発便の情報を確認できる案内表示も設置されています。

搭乗予定便の出発時刻や搭乗口などを確認できるため、非常に便利です。
ただし、ラウンジ内では航空会社ラウンジのような個別の搭乗案内があるとは限らず、今回の利用中も搭乗便ごとの案内放送は確認できませんでした。
快適な空間でゆっくり過ごしていると、つい時間を忘れてしまいそうになりますが、搭乗に遅れないよう、自分自身で出発時刻を確認する必要があります。
ドリンクサービスを紹介!
炭酸飲料・コーヒー・紅茶などが無料
POWER LOUNGE NORTHでは、ソフトドリンクの無料サービスが提供されています。
ドリンクコーナーは、今回確認した限りラウンジ内の1か所にまとめられていました。
こちらでは、炭酸飲料やコーヒー、紅茶など、さまざまな飲み物を自由に楽しむことができます。

ドリンクコーナーには、タッチパネル式のドリンクディスペンサーやコーヒーマシンなどが設置されています。
訪問時にはファンタなどの炭酸飲料のほか、コーヒーやカフェラテなども用意されていました。

操作方法はそれほど難しくなく、飲みたいドリンクを画面から選択するだけで注ぐことができます。
私も実際に、炭酸飲料をはじめ、コーヒーや紅茶、カフェラテなどをいただきました。

飲み物は紙コップに注ぐ方式となっていました。
ガラス製のグラスなどは使用されていませんでしたが、紙コップは比較的大きめで、特に不便は感じませんでした。
滞在中にドリンクの杯数制限などの案内はなく、私自身も複数種類のドリンクを楽しむことができました。
ただし、飲み物のラウンジ外への持ち出しは禁止されているため、室内で楽しむようにしましょう。
ティーバッグタイプの紅茶も用意
紅茶については、ティーバッグを使用する方式となっていました。

訪問時には、煎茶、アールグレイ、メイプルナッツティーの3種類が確認できました。
好きなティーバッグを選び、コーヒーマシンからお湯を注いで楽しむことができます。
炭酸飲料やコーヒーだけでなく、こうしたお茶類も用意されている点はうれしいところです。
普段利用するJALのサクララウンジと比較しても、ソフトドリンクの種類については、こちらの方が豊富なのではないかと感じるほどでした。
アルコールや軽食は有料で購入可能
POWER LOUNGE NORTHでは、無料のソフトドリンクとは別に、有料のアルコール飲料や軽食なども販売されています。
そのため、出発前に少し贅沢な時間を過ごしたい方は、追加料金を支払って楽しむこともできます。
お菓子・お土産などの販売

訪問時には、焼き菓子専門店「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」の商品などが販売されていました。
お土産として購入できる商品もあるため、出発前のちょっとした買い物にも利用できそうです。
今回は実際に購入しませんでしたが、ほかの利用者が注文した商品を係員が座席まで運んでいるような様子も見かけました。
ビール・軽食などの有料メニュー

こちらは、実際に掲示されていた有料メニューです。
訪問時には、羽田空港限定のスカイエールビール(330ml)が800円、TOKYOクラフトビール(350ml)が450円、サッポロ エビスビール(350ml)が400円などで販売されていました。
そのほか、ハイボールやナッツ類、コーヒーゼリードリンク、包み焼きピザなどもメニューに掲載されていました。
無料サービスだけでも十分に楽しめますが、こうした有料メニューを追加することで、より充実した時間を過ごせると思います。
※記載したメニュー・価格は2026年9月訪問時のものです。変更される場合があります。
トイレ・電源などの設備
ラウンジ内には専用トイレを設置
POWER LOUNGE NORTHには、ラウンジ利用者向けの化粧室も用意されています。

トイレ周辺は白を基調としたシンプルなデザインとなっています。
今回の利用時には、しっかりと清掃が行き届いており、清潔感のある印象を受けました。
また、トイレの近くには通話用のテレホンコーナーも設置されています。
ラウンジの座席での通話は控えるよう案内されているため、電話をする際にはこちらを利用しましょう。
コンセント・USB電源も利用可能
ラウンジ内には、一部の座席にコンセントやUSB電源が設けられています。
スマートフォンなどを充電しながら過ごせるため、搭乗前にバッテリー残量が少なくなってしまった場合にも便利です。
ただし、すべての座席に充電設備が備わっているわけではないため、必要な場合は座席を選ぶ際に確認すると良いでしょう。
また、無線LANを利用できる環境も用意されています。
利用時の注意事項

ラウンジ内には、利用時の注意事項が掲示されています。
POWER LOUNGE NORTHでは、外部からの飲食物の持ち込みはご遠慮くださいと案内されており、ラウンジ内で提供されている飲食物を外へ持ち出すことも禁止されています。
なお、ラウンジ内では無料のソフトドリンクが提供されているほか、有料の軽食なども販売されていますので、飲食の際はこちらを利用しましょう。
また、座席での通話やオンライン会議は控えるよう案内されています。携帯電話で通話する際は、専用のテレホンコーナーを利用しましょう。
利用者全員が快適に過ごせるよう、ルールを守って利用することが大切です。
JALサクララウンジとの違いは?実際に比較してみた
私は普段、JALグローバルクラブ(JGC)の会員資格を利用して、羽田空港ではJALのサクララウンジを利用することが多いです。
そのため、今回久しぶりにカードラウンジを利用してみて、航空会社ラウンジとの違いについてもいくつか感じることがありました。
利用できる条件の違い
サクララウンジは、JALの上級会員資格や搭乗クラスなど、一定の条件を満たす必要があります。
例えばJGC会員であれば、通常は本人と同行者1名までサクララウンジを利用できますが、さらに同行者を追加する場合は、対象条件のもとで1名につき2,000マイルを使用したラウンジクーポンが必要となります。
今回は同行者が複数名いたため、全員でサクララウンジを利用するには追加のマイルが必要となる状況でした。
一方、POWER LOUNGE NORTHは、同行者それぞれが対象のクレジットカードを持っていれば、各自のカード特典を利用して無料で入室できます。
そのため、今回は全員が無料で利用できるこちらのカードラウンジを選びました。
航空会社の上級会員資格を持っていなくても、カード特典を利用して気軽にラウンジを体験できる点は、大きな魅力だと思います。
ドリンクサービスの違い
大きな違いとして感じたのは、アルコール飲料の取り扱いです。
JALの国内線サクララウンジでは、ビールやウイスキーなどのアルコール飲料が無料で提供されています。
一方、POWER LOUNGE NORTHでは、ビールなどのアルコール飲料は有料となっていました。
そのため、お酒を楽しみながら搭乗までの時間を過ごしたい方にとっては、サクララウンジの方が魅力的かもしれません。
ただし、ソフトドリンクについてはPOWER LOUNGE NORTHも非常に充実しています。
今回実際に利用した印象では、炭酸飲料や紅茶などの種類が豊富で、ソフトドリンク中心の方であれば十分に満足できる内容だと感じました。
座席の快適性・ラウンジの雰囲気
座席の快適性については、正直なところ、どちらも大きな差は感じませんでした。
POWER LOUNGE NORTHにもゆったりとしたソファ席が用意されており、十分にくつろげる空間となっています。
ただし、ラウンジ全体の落ち着いた雰囲気という点では、個人的にはサクララウンジの方が優れていると感じました。
カードラウンジは対象のクレジットカードを持っていれば比較的利用しやすいため、時間帯によっては利用者が集中し、多少騒がしく感じられることもあります。
とはいえ、ラウンジ内が汚れているということはなく、清掃もしっかりと行われている印象でした。
カードラウンジだからといって特別に設備が劣っているわけではなく、それぞれに良さがあると感じました。
実際に利用して感じたこと・総評
今回、羽田空港第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHを利用してみて、全体的に非常に満足できるラウンジだと感じました。
広々とした室内にはさまざまなタイプの座席が用意されており、無料のドリンクサービスも充実しています。
特に、窓から駐機中のJAL機を眺められる点は、飛行機が好きな私にとって大きな魅力でした。
一方で、利用者が多く、時間帯によっては混雑しやすいことには注意が必要です。
今回も6時のオープン前から列ができており、オープン後も次第に席が埋まっていきました。
確実に利用したい方や、好きな座席を選びたい方は、できるだけ時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
また、対象のクレジットカードを持っていれば無料で利用できるという点は、普段あまり飛行機に乗らない方にとっても大きなメリットだと思います。
航空会社の上級会員でなくても、搭乗前にゆったりとした時間を過ごせるのは魅力的です。
私自身、普段はサクララウンジを利用することが多いですが、今回カードラウンジを利用してみて、改めてその良さを感じることができました。
航空会社ラウンジを利用できる方でも、たまには気分を変えてカードラウンジを利用してみるのも面白いと思います。
羽田空港第1ターミナル北ウイングから出発する際には、ぜひPOWER LOUNGE NORTHを利用してみてはいかがでしょうか。
※この記事は2026年9月下旬の利用体験をもとに作成しています。営業時間・料金・対象カード・サービス内容などは変更される場合があります。

