滑走路東側外周路(南側)はどんなところ?
山形空港の「滑走路東側外周路(南側)」は、滑走路南端のRWY01側に位置する撮影スポットです。RWY01の滑走路端から東側に少し離れた、空港外周の道路沿いにあります。山形空港の滑走路は01/19、長さ2,000m・幅45mで、この撮影場所はその南側を間近に望める位置関係です。
こちらの写真のように、空港フェンスと周辺の建物に挟まれた細い道路沿いが撮影場所となります。RWY01から離陸する機体やRWY01へ着陸する機体を近い距離から撮影できるほか、RWY19運用時にも撮影を楽しむことができます。山形空港には平行誘導路が設置されておらず、航空機は必要に応じて滑走路上を走行し、滑走路端付近の転回区域を利用します。そのため、使用滑走路によって全く撮影できなくなる場所ではなく、RWY19からの離陸・着陸時にも滑走路上を移動する機体を狙うことができます。

特に魅力なのが、山形らしい山並みを背景に機体を撮影できることです。滑走路との距離も比較的近いため、機体を大きく写す構図はもちろん、少し引いて周囲の山々や空港の風景を組み合わせた構図も楽しめます。RWY01からの離陸や着陸を中心に狙うのであれば、かなり使いやすい撮影スポットだと思います。
光線は午前中が順光傾向です。ただし、正午に近づくにつれて太陽の位置が南側へ移動するため、撮影場所からRWY01方向へカメラを向ける構図では次第に逆光気味になります。RWY01へ着陸してくる機体をなるべく良い光線で撮影したい場合は、昼頃よりも午前中の早めの時間帯がおすすめです。季節によって太陽の位置は変わるため、実際の光線状態は訪問時期によって多少異なります。
なお、この場所では空港との間にフェンスがあります。こちらの写真のようにフェンス上部には有刺鉄線も設けられているため、フェンスを完全にクリアして撮影するなら3段以上の脚立があると便利です。 脚立なしでも構図によっては撮影できますが、滑走路上の機体をすっきりと撮るのであれば脚立の持参をおすすめします。

また、この道路は撮影者専用の場所ではなく、周辺住民の生活道路・抜け道として利用されているようで、実際に訪れた際も比較的車の往来がありました。車で訪れる場合は通行の妨げにならないよう、できる限り空港側へ寄せるなど周囲に十分配慮してください。撮影中も道路上へ不用意に出ないよう、通行車両には注意が必要です。
営業時間・光線・特記事項
| 営業時間 | 24時間 |
| 光線 | 午前順光。RWY01方向、昼前から次第に逆行 |
| 推奨使用レンズ | 中望遠~望遠 |
| 脚立使用の有無 | 3段以上の脚立が必要 |
| アクセス手段 | 車 |
| 駐車場 | なし。(路肩に寄せて駐車) |
| トイレ・自販機 | なし。 |
| その他 | 路地裏だが交通量多し。 |
この場所で撮影した飛行機写真
まずは、山形空港のターミナルエプロンから滑走路へ向かうJ-AIRのエンブラエル190です。撮影場所からターミナル周辺まではそれなりに距離があるため、晴れて気温が高い日は陽炎の影響を受けやすく、この写真でも機体周辺が少し揺らいで見えています。

少し進んだところでは、山形空港の管制塔とターミナルビルを背景に機体を撮影することができます。空港の主要施設と飛行機を一緒に収められるのも、この場所から撮影する面白さのひとつです。

滑走路をRWY01方向へ進んでいく機体を真横から撮影。滑走路との間を遮るものが少ないため、エンブラエル190の機体全体をすっきりと収めることができます。

こちらは今回の撮影で特にお気に入りの一枚です。訪問した6月には、遠くの標高が高い山々にまだ雪が残っており、白い機体と残雪の山並みを組み合わせることができました。山形らしい自然を感じられる構図で撮影できるのは、このスポットの大きな魅力だと思います。

RWY01エンドまで進んだ機体が、離陸に向けて方向転換する瞬間です。正面からエンブラエル190を捉えることができ、左右のエンジンや主翼が対称に見える迫力のある構図になりました。RWY01エンドに近いこの撮影場所ならではのカットです。

方向転換を終え、RWY01からの離陸に備える機体です。横からだけでなく、正面、斜め前、斜め後ろと、機体の向きが次々と変化するため、短い時間でもさまざまな構図を狙うことができます。

いよいよRWY01から離陸滑走を開始します。滑走路を横から広く見渡せるため、機体の動きを追いながら連続して撮影しやすい場所です。

機首が上がり、離陸する瞬間を山形空港の管制塔とターミナルビルとともに撮影しました。飛行機・管制塔・ターミナルが一枚に収まり、「山形空港で撮影した」と分かりやすい構図になりました。

上昇していく機体を、空港内に並ぶ除雪車と一緒に撮影。撮影時期は6月でしたが、冬になると山形空港の運航を支えてくれるヒーローですね。

続いては、RWY01へ着陸するJ-AIRのエンブラエル190です。南側から進入してくる機体を早い段階から確認できるため、着陸まで機体を追いながら撮影できます。

徐々に高度を下げてくる機体を斜め前から撮影。望遠レンズを使用すれば、背景の山並みを大きく引き寄せながら機体を目立たせることができます。

こちらもお気に入りの一枚です。山形空港のすぐ周囲には住宅地が広がっており、着陸する旅客機と街並みを一緒に収めることができます。飛行機だけでなく、空港と地域との距離の近さが感じられる構図です。

さらに高度を下げてきた機体を、残雪の山並みを背景に撮影しました。山を大きく引き寄せられる望遠レンズとの相性がよく、山形ならではの風景と飛行機を組み合わせた写真を狙うことができます。

接地直前には、山形空港の管制塔やターミナルビルを背景に機体を撮影することができます。離陸時とはまた違った構図で、着陸機と空港施設を一緒に収められます。

そしてRWY01へ接地した瞬間です。メインギアから白いタイヤスモークが上がる瞬間を撮影することができました。着陸の一番迫力のある場面を真横に近い位置から狙えるのも、このスポットの魅力です。

着陸後は滑走路をRWY19エンド付近まで進み、方向転換してターミナル方面へ戻ってきます。山形空港には滑走路と並行する誘導路がないため、着陸後の機体が再び滑走路上を戻ってくる様子も撮影できます。ただし、RWY19側まで進んだ機体はかなり遠くなるため、超望遠レンズが欲しくなる場面です。

最後はターミナルエプロンへ戻っていく機体を撮影しました。ここまで離れると距離がかなりあるため、特に晴れて気温の高い日は陽炎の影響が強くなります。

ターミナル周辺の機体を高画質で撮影する用途にはあまり向きませんが、滑走路上を走行する機体や離着陸する機体を真横から狙う場所としては、非常に撮影しやすいスポットだと感じました。
アクセス
山形空港ターミナルからこの撮影スポットまでは、車で約5分、距離は約2.1kmです。空港を出たら県道184号を利用してRWY01側へ向かい、滑走路南端付近から空港西側の外周へ回り込むようにアクセスします。撮影場所周辺には専用の駐車場はありませんので、車で訪れる場合は周囲の交通や施設への出入りを妨げないよう十分注意してください。
県道184号をRWY01エンド方向へ進みます。左手には山形空港の敷地が広がっており、この道路をそのまま道なりに進んでいきます。比較的見通しの良い道路ですが、交通量もあるため、撮影場所を探しながら運転するのではなく、安全な場所で周囲を確認するようにしましょう。

しばらく進むと、写真のような細い道路への分岐が見えてきます。ここを左折します。入口には幅員に関する標識も設置されており、ここから先は道路がかなり狭くなります。対向車が来る可能性もあるため、大きな車で訪れる場合は特に注意が必要です。

道なりに進むと、左側に山形空港のフェンス、右側にホテルなどの建物が並ぶ道路へ入ります。この一帯が撮影ポイントになります。滑走路に沿って道路が続いているため、撮りたい構図や運用に合わせて位置を調整しながら撮影できます。ただし、この道路は地元の方の通行にも使われているため、道路中央に三脚や荷物を置いたり、ホテルなどの出入口を塞いだりしないよう注意してください。

道なりに進むと、左側に山形空港のフェンス、右側にホテルなどの建物が並ぶ道路へ入ります。この一帯が撮影ポイントになります。滑走路に沿って道路が続いているため、撮りたい構図や運用に合わせて位置を調整しながら撮影できます。ただし、この道路は地元の方の通行にも使われているため、道路中央に三脚や荷物を置いたり、ホテルなどの出入口を塞いだりしないよう注意してください。

空港側にはフェンスが設置されていますが、それほど高いものではありません。フェンス上部の有刺鉄線まで完全にクリアして撮影する場合は、3段程度の脚立があると撮影しやすいです。脚立を使用する場合も道路側へ大きくはみ出さないようにし、車が来た際にはすぐに安全を確保できる位置で撮影することをおすすめします。

この場所は滑走路との距離が比較的近く、RWY01側を使用する航空機を中心にさまざまな構図を狙うことができます。特に山形空港らしい山並みを背景に機体を撮影できるのが魅力です。一方で、専用の撮影スペースではなく一般の道路沿いとなるため、周囲への配慮を忘れず、安全を確保した上で撮影を楽しみましょう。

